30代で会社を退職→「そうだ、農業しよう・・・」→結果?

1 なぜ農業か、その理由

2 就職はあっさり決まる

3 まあ体育会系ですよね

 

 

1 なぜ農業か、その理由

 大学卒業してから10年勤めた会社を退職して、地元で就活を始めた。

そこで色んな求人サイトで会社を検索しながら、自分が雇用されている想像をして、仕事をやっていけそうか考えてたけど

 「まーたオフィスのような狭いところで、やるべき仕事よりもどうでもいい人間関係に悩んだりするのか?」 → 「そうだ、農業しよう」

農業なら広い自然の中で仕事して、人間関係には悩まなさそう

というイメージだけで就農を目指した。

 

2 就職はあっさり決まる

 この農業業界、人手不足なのもあって求人は多く、すぐに一つの農業法人に就職することが決まる。求人をあっせんしたのは「あぐりナビ」というサイト。

www.agri-navi.com

 

そのほかにも検索すればすぐ出てくるが、「第一産業ネット」でも探してみて

www.sangyo.net

給料だけでなくボーナスが4.6月分の実績があったこと、コンバインだけでなくドローン等の資格取得応援制度があったり、扱ってるものとして水稲と大豆と麦だけでなく、かぼちゃ、きゃべつ、白菜なども作っていたので、農業全般について広く知ることができるんじゃないかと思ったからだ。

それにしてもなんか意外に思ったのは、社員として一人の人間を農家が雇っているということだった。

農家が台風や震災により、ニュースやドキュメンタリーで「収入がない。」と、その家の主人か奥さんがインタビューする場面。そのイメージが強く、人を雇う余裕があるのか、雇われたとして、給料分の働きをこの業界で求められたときに、何を目標にしていくことになるんだろうと色々不安になってた。

 

3 まあ体育会系ですよね

 これはある程度想像はしていたが、その農業の職場は体育会系の雰囲気が色濃かった。体育会系の部活経験は中学の時だけで、その後は少しずつ”アンチ体育会系”にシフトしていった自分にとって、社内の仕事要領に対して疑問に思うことが度々あった。

 ざっくり言うと、「仕事を覚えるには見て学ぶ以外にない」こと「社長以下は手足であって、ささいな意見や提案であってもそれを具申する機関ではない」こと「作業負担は平等ではなく、立場、年、経歴、住まい等を考慮した結果”弱い者”から順番に大きい」ことなど。

 とはいえ体育会系は体育会系の、分かりやすい良さとか、インフォーマルな関係性の中にいることの安心感とか、命令系統の安定感など、慣れてしまえばいい職場なんだろうなとも思う。

 

 

 さて、今私はこの会社も退職していて、再び無職、再び求人を探しているところですが、農園芸業界で体育会系ではない職場はあるんでしょうか?

求人だけじゃなかなか分からないのですが、かといって独立するにも、ノウハウも資金も経営方法も勇気も何もない。

ですが、まださすがに何もつかめていないので、もうちょっとこの業界で手探りながらやっていこうとは思っています。

心が折れた時は、必ずその旨報告します。

 

ありがとうございました。